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世界でもっとも美しい10の科学実験

世界でもっとも美しい10の科学実験 世界でもっとも美しい10の科学実験
ロバート・P・クリース (2006/09/14)
日経BP社
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 この本を読んだ目的
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問題解決技法と、論理的思考の勉強。
つまり、先人たちが問題にぶつかった時に、どのように考え、
どのように対処したかを知りたかった。

それと、僕も学生の頃はかなり基礎的な研究をしていたので。


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    感想
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要点
? 10章からなり、それぞれが1つの実験に対応している。
? 実験そのものについても、科学者についても調査量が半端じゃない!
? 科学は果たして「美しい」のか?ということにも考察している。

この本は面白いですよ!
中高生あたりの学生に読んでもらいたいですね。
つまらない学校の物理や数学なんぞを勉強するよりも、
こういう本を読んだほうがよっぽど科学に対して興味がわく。
興味がわけば大学に進んで勉強したらいい。
「受験のため」に勉強を「やらされる」から、日本の学生は
テストが終わったら、授業の内容なんてきれいさっぱり忘れてしまうんだと思いますよ!

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・・・っていうのは完全な蛇足で、本題に入ります。


科学というのは、特に最先端であればあるほどすぐに壁にぶつかってしまいます。
そこからは仮説→実験→検証→仮説→実験→検証の繰り返しです。

そういう時、先人たちはどのようにして壁を乗り越え、どのようにして周りの強烈な反論を押し退けてきたのかに興味を持って読んでみました。

古くは紀元前三世紀のエラトステネスの時代から書いてありましたが、この時代なんかはもちろん今のような測定器具などありませんし、共通の単位もありません。そんな状況で今と大して変わらない精度の結果を出す工夫は参考になりました。

たとえば、エラトステネスは紀元前三世紀に地球の大きさを測りました
何がすごいって、まず、宇宙というもののイメージが限りなく今我々が持っているイメージに近いことです。そして、この時代に地球が球形だという結論に至っていたことです。さらに、地球の大きさを測ろうという発想にいたるところです。
ここから学び取れるのは、当時一般的に考えられていた説がどのようなものであろうが、ゼロベース思考で考え、実験結果という「事実」からのみ論理を組み立て結論付けることがいかに重要なことかだと思います。平たく言えば、「思い込みは怖い」ということです。

もう一つ例を挙げるとガリレオは、自由落下運動は「物体の移動距離は時間の二乗に比例する」ことを発見し、数式化に成功しています。
ここで重要なのは、ストップウォッチも無い時代にどうやって移動距離が時間の二乗に比例するということを正確に測定したのか・・・はもちろん本に書いてあります。

この本に出てくる先人たちは天才なのでしょうが、ただ天才で片付けてはいけません。
天才といえど、納得のいく結果が出ずに苦悩する日々もあったようです。それでもあきらめずに何度も実験を繰り返し、精度が悪ければ精度を上げるために試行錯誤を繰り返す(精度を上げるということに関しては、キャヴェンディッシュの地球の重さを量る実験がすごい!)。この姿勢がものをいうのだと感じました。



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   目標達成度
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★★★★★

世界でもっとも美しい10の科学実験世界でもっとも美しい10の科学実験
(2006/09/14)
ロバート・P・クリース


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